くまのパディントンの好物マーマレードとイギリス文化がわかる「パディントン2」

パディントン』の原作となったのは「くまのパディントン」です。クリスマスイブにイギリスの作家マイケル・ボンドが、妻にクマをプレゼントしたことから物語を思いつき10日間で執筆しています。そしてパディントンの名前は、マイケル・ボンドの住んでいる近くにパディントン駅があったからです。

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映画には必ず制作の背景となるものがあり、その背景を知るとまたちがった映画の見方ができるので、楽しいですよ。

そこでパディントンに欠かせない“マーマレード”について見てみます。

パディントンとマーマレードの関係が深い

映画の中でパディントンは、マーマレードをよく食べていますが、これは、マーマレードの中にクマの栄養の一日分があるからです。前作「パディントン」でも船の中でママレードをたくさん食べている。パディントンは、ルーシーおばさんからママレードジャムの作り方を教わっており刑務所の食堂でもナックルズと一緒にママレードジャムを調理するシーンもある。

映画の中でパディントンにとってマーマーレードは重要なアイテムの一つです。これはイギリスではすでに定着した事実として、受入れられています。それを示すおもしろいエピソードが。「たまにはマーマレード以外のものを食べてみよう」とマーマイト(Marmite)をサンドイッチにして食べるCMが流れたところ、受入れられず批判が殺到したほどなんだとか。そのCMがこちら、、、

 

(マーマイトもイギリスやオーストラリア、ニュージーランドではトーストの定番としてよく食べます。)
それほどパディントンとマーマレードはイギリス人の認識に定着しているといえます。

 マーマレードはイギリスの文化

イギリスでジャムと言えば“マーマレード”が定番です。くまのパディントンやシャーロックホームズも朝食のトーストにはマーマレードを使っています。逆にアフタヌーンティのスコーンにはマーマレードは使わないのがお約束だとか。

昔はまだ砂糖が貴重品だったため、その砂糖を独占してたのがイギリスです。ジャムは昔の保存食として重宝されましたが、まだ庶民の手に届くレベルではなく“英国王室御用達”としてマーマレードが作られています。それが、
フランク・クーパー社の 「オリジナル・オックスフォードママレード」です。

他にもイギリスとマーマレードの関係としては、National Marmalade Weekとして3月にお祭りが開催されます。世界中のオリジナルマーマレードがイギリスに集まり、「マーマレード大賞」を決定するイベントも開催されます。

>>> The World’s Original Marmalade Awards

これほどイギリスで愛されているマーマレードとパディントンのサンドイッチと言えばマーマレード、という関係はイギリスの文化として人々の中に根付いているのがよくわかりますね。

このような文化的な背景をしって見る「パディントン2」も映画をもっと楽しめる要素になりますよ。

 

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