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「日本ボロ宿紀行」の実在する宿のロケ地と地方営業

 
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今作は、2019年1月からテレビ東京系で放送されたドラマ25枠のドラマです。実際の宿がドラマで紹介されており、旅番組としての楽しみもあります。

主人公の篠宮春子を元乃木坂46の深川麻衣が楽しく演じています。年上の龍二を「おっさんのポテンシャルみせてください」と叱りつけるシーンが印象的です。

主題歌は、初恋のテサキの「星の屑」です。
ドラマの中で龍二の歌う「旅人」のPVまで制作するシーンが、あり実際の歌手のような本格的な作りになっている。しかし、PVでは、トイレから登場したりとんかつを食べながら歌っていたりと笑えるPVになっています。ちなみに「旅人」は、歌詞が2番まで用意されています。

ドラマ「日本ボロ宿紀行」ドラマ概要

日本語原題:日本ボロ宿紀行
原作「日本ボロ宿紀行1・2」上明戸 聡(鉄人社)
脚本:田口 佳宏、和田 清人、たかせ しゅうほう、佐渡 ツムシ
制作:テレビ東京、共同テレビジョン
制作著作:「日本ボロ宿紀行」制作委員会
出演:深川麻衣、高橋和也、平田満、鶴田真由

「日本ボロ宿紀行」あらすじと動画

篠宮春子は、父親の芸能事務所スプリングロールを引き継ぎ所属タレントの桜庭龍二と地方営業をする日々である。
桜庭龍二のヒット曲は、「旅人」の一曲しかなく地方営業をしてもお客から疎まれてしまう。

やる気のない龍二に対して春子は、時に叱ったりしながら地方営業を続けていた。そして、春子にとって地方営業の楽しみは、ボロ宿に宿泊する事だった。CDが、売れなくてぼやく龍二をよそに歴史を感じ風情のあるボロ宿に宿泊する事を楽しむ春子だった。

今作のコントのような笑いが面白い。物語のオチもきちんと用意されていてコメデイドラマとしても楽しめる。龍二は、すぐにやる気を無くすが、ちょっとした事ですぐに立ち直る所が、かわいらしい。

>>> 日本ボロ宿紀行 エンディング(12話)無料動画(みよし旅館編)

「日本ボロ宿紀行」に登場する宿と特徴

このドラマは、春子達が地方営業の際に宿泊しているレトロなボロ宿が見どころです。ドラマ中で宿泊しているボロ宿は、すべて実在しておりドラマの中で部屋の様子やお風呂場など紹介するので観光番組のようで面白いです。ボロ宿には、それぞれの特徴もあり楽しめます。

第一話に登場した新潟県の公楽園の特徴は、自動販売機スナックでの夕食です。アルミホイルに包まれて登場するカツ丼を春子達は、美味しそうに食べていました。ちなみにこちらの自動販売機メニューにはトーストもあります。

新潟県「公楽園」情報新日本DEEP案内

第四和で登場した群馬県の沢渡温泉にある山水荘もりやの特徴は、懐かしの昭和グッズが飾られていて、ミニミニワーゲン博物館もある所です。食堂も昭和にこだわり昭和食堂と名付けられています。食堂で飲む飲み物にも昭和にこだわっていて瓶のバヤリースが用意されています。

沢渡温泉観光・旅館案内

群馬県 山水荘もりや

春子が、夜中に宿の廊下を歩くシーンがあるが、どの宿も昔ながらの質素な廊下という感じて情緒があります。ボロ宿の好きな春子でも夜の廊下を歩くのは苦手なようで、お風呂場までは龍二と二人で行動することも。

ボロ宿として紹介されている宿も味のある宿で観光の参考になります。宿によっては、食事も自炊を選べたり、洗濯室のある宿もありバックパッカーにおすすめの宿です。

「日本ボロ宿紀行」で分かる歌手と地方営業

龍二は一発屋歌手であり、主にCDを手売りするために地方営業をしています。しかし、龍二のCDを買ってくれるお客は、あまりいません。釣り堀での営業では、釣り人から釣りに集中しづらいとクレームを言われたり漁港での営業では、鳥よけとして龍二のCDが使われていました。

ドラマで龍二は、サル劇場での前座の仕事をしていましたが、歌手の地方営業の場としては、祭りや老人ホームやショッピングモールなどでのイベントがあります。出演料は、3万~5万程度で有名歌手なるほど高額になります。

CDのキャンペーンで歌う場合は、ギャラを出演料ではなくCDの買取でする場合もあります。イベントでの歌手へのお弁当や控室などは、通常イベント主催者側が用意することが多いようです。

ドラマでは、龍二のCDをマネージャーの春子と二人で地道に手売りする姿がいじらしいく、龍二の熱烈なファンも一人いて龍二もファンサービスを怠らない健気さを見せています。

このドラマを参考に“ボロ宿”に泊まってみるのもいかもしれませんね。

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