「グレイテスト・ショーマン」の主人公バーナムの実話とモデル

「グレイテスト・ショーマン」は、実話をモチーフにしたミュージカル映画です。この映画は実在の人物の実話をもとに制作されています。けっこう驚きですよね。

グレイテスト・ショーマンの実話と演出

主人公のP・T・バーナムは、実際にサーカスで世界中を巡業していました。映画では、貿易会社が倒産したことからバーナム博物館などを経てショービジネスをすることになっていますが、実際のP・T・バーナムは、商店で働いていました。そして週刊新聞で「ザ・ヘラルド・オブ・フリーダム」を創刊します。しかし、この「ザ・ヘラルド・オブ・フリーダム」では、名誉棄損で訴えられています。

グレイテスト・ショーマンとしての始まりは“Barnum’s Grand Scientific and Musical Theater”という名前で劇団を運営していたことからです。その後、ブロードウェイにあるScudder’s American Museumを1841年に購入し、人目を引くように毎日熱気球乗りを開始します。そしてアルビノ、巨人、小さな人、ジャグラー、マジシャン、エキゾチックな女性などを出演させるようになりました。

また他にも映画と同じ展開としては、ヴィクトリア女王に面会したことがあります。この面会は、P・T・バーナムが、ショービジネスをして45年目でした。その後にスウエーデンの女性歌手のジェニー・リンドーの米国公演の話も映画と同じです。サーカスのメンバーである髭の生えた女性のレティ・ルッツなども実在の人物である。

実話としてP・T・バーナムが、世界中を巡業した「バーナム・アンド・ベイリー・サーカス」に登場したアフリカ像のジャンボは、人気者になりました。

「グレイテスト・ショーマン」が、FNSうたの夏祭り2018で歌メドレーに

日本でも人気の映画であった「グレイテスト・ショーマン」が、フジテレビ系の「FNSうたの夏祭り」でグレイテスト・ショーマンメドレーとして話題になっています。

P・T・バーナム役は、別所哲也が、担当しました。映画で使用された衣装を着て劇団4ドル50セントと共にダンスと歌で登場した。フィリップ・カーライル役は、城田優、アン・ウィーラー役は、宮澤エマが、担当しました。映画と同じくフィリップとアンの愛を感じる歌でよかったですよね。

そして、今回のメドレーで印象的だったのが、髭のある女性であるレティ・ルッツを担当した渡辺直美です。映画のビジュアルとそっくりであった事と映画のレティ・ルッツの持つ迫力あるダンスを見事に演じきり出演は少なかったものの印象的でした。歌をCrystal Kayが歌いさすがの歌声でした。

「グレイテスト・ショーマン」の魅力は、迫力のあるダンスと名曲そして、主役を演じたヒュー・ジャックマンのダンスは、キレがあり魅力的でな部分です。ぜひ多くの人に見て欲しいイチオシの映画です。

イチオシ!おすすめ「グレイテイスト・ショーマン」あらすじ・キャスト

グレイティスト・ショーマン』はアメリカで2016年に公開されたミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」の音楽を担当していたベンジ・パセックとジャスティン・ポールが、手掛けたミュージカル映画です。

映画のサウンドトラック「グレイテイスト・ショーマン」は、全英アルバムチャートで6週連続の一位を獲得しています。そして主題歌の「THIS IS ME」は、アカデミー賞主題歌賞にノミネートされ、第75回ゴールデングローブ賞の主題歌賞を受賞しました。

またフィリップ・カーライル役のザック・エフロンは、「ハイスクール・ミュージカル」、アン・ウィーラー役のゼンデイヤは「シェキラ」で人気を博したディズニーチャンネル出身の俳優が出演していたことも話題となりました。そしてこの映画の主人公のP・T・バーナムは、19世紀に実際に興行師として活躍していた人物です。

映画「グレイテイスト・ショーマン」概要

日本語題名:グレイテイスト・ショーマン
英語題名:The Greatest Showman
監督:マイケル・グレイシー
脚本:ジェニー・ビックス、ビル・コントン
原案:ジェニー・ビックス
主題歌「This is Me」キアラ・セトル
制作:ローレンス・マーク、ピーター・チャーニン、ジェンノ・トッピング
出演者:ヒュー・ジャックマン/ザック・エフロン/ミシェル・ウィリアムズ/レベッカ・ファーガソン/ゼンデイア/キアラ・セトル

映画「グレイテイスト・ショーマン」あらすじ

幼馴染のミシェルと愛を実らせて結婚したP・T・バーナムだったが、勤めていた貿易会社は、倒産してしまう。生活費のために船の登録証を担保に「バーナム博物館」をオープンさせるもののチケットは、売れなかった。

バーナムは、お客を呼び込むためにサーカスのアイデアを考える。小人症や大男や髭のある女性などに声を掛けてショーをすると人気の催し物になる。しかし、バーナムのショーを町の風紀を乱すと反対する者たちが、サーカスに詰めかける。

そして、バーナムは、娘達の事も考えて上流階級になろうとオペラ歌手のジェニーのアメリカ公演に同行しサーカスの仕事を劇作家のフィリップに任せきりにする。しかし、バーナム不在のサーカスでは、サーカス反対派と団員達が、対立を強めていた。

ラストの主人公のキレのある踊りと団員達や動物達のショーのシーンは、とても迫力もあり見どころです。また単なるエンターテイメントではなく、人権に厳しいアメリカだからこそ作れた秀作です。ぜひ、おすすめしたいイチオシ映画です。

映画『メッセージ』で陥るパラレルワールドの不思議

SF映画『メッセージ』にはヘプタポッドと名付けられるエイリアンが登場します。彼らの世界には過去・現在・未来という時間軸がありません。彼らが地球に来た目的は3000年後に地球人に助けたもらうために、地球人を助けに来たのです。
ここまでは理解できるのですが、見続けて行くうちに腑に落ちない点が出て来ます。そしてそればかり考えていると抜け出せなくなってしまう世界があります。
今回はそんな『メッセージ』の不思議な点について考えてみました。

「メッセージ」パラレルワールド1・・・世界共通言語がわかる理由の不思議

『メッセージ』の主人公ルイーズは言語学者です。そのためにエイリアンの言語調べるために政府に呼ばれます。彼女は次第にエイリアンとコミュケーションが取れるようになり、なぜエイリアンが地球に来たのかを知ることになります。そして彼らは人間を助けるために言語を教えに来たのだと。

その言語「世界共通言語」があれば戦争も行われず、核兵器による地球の破滅もなくなります。そこまで分かった時に、ルイーズはその言葉を理解しようとしますが、現時点では全くわかりません。しかし、しばらくすると彼女は「分かる」と言って本当に彼らの言語が理解できるのです。

ではなぜ彼女はエイリアンの言語が理解できたのでしょうか?それは未来の自分が「ヘプタポッド文字を理解し本を書いています。それをフラッシュバック映像で見たことによって理解できたわけです。

しかしこのシーン落ち着いて考えると、その未来の自分はどうやって「世界共通言語」を理解したわけ?となってしまいます。
それは未来の自分も同じようにフラッシュバック映像でとなると、またそこで同じ疑問がわきグルグルと回っているパラレルワールドに引きこまれてしまいます。

「メッセージ」パラレルワールド2・・・中国の将軍の電話番号の不思議

「世界共通言語」を理解した時と同じような事がさらに起こります。
ルイーズはエイリアンに攻撃を仕掛けようとしている中国に攻撃をやめさせるために、将軍に直接電話をかけます。しかしルイーズは電話番号を当たり前ですが知りません。

ではどうやってルイーズは電話番号を知ったのでしょうか?それも未来からです。未来の自分の「世界共通言語」の本の出版パーティーに将軍がきています。そこで将軍と話し電話番号を聞きます。さらにその時に将軍がルイーズに言った言葉を、現在で将軍に伝えた事で、中国は攻撃を止めるのです。

こうなると同じです。じゃあなぜルイーズはその言葉を将軍から聞けたの?となってしまうわけです。これはタイムパラドックスです。未来の自分から教えてもらって、現在の問題を解決しているわけです。
このことを考え始めると、答えは見つからずぐるぐる回っているので、訳がわからなくなってしまいます。

『メッセージ』は最初と最後のシーンも同じだし、エイリアンには時間軸がなく輪のように時間は回っています。
そう考えるとパラレルワールドのぐるぐる回ってしまうというのも、ちょっと理解できるかもしれません。監督はこの映画全体を輪で表現していたかもしれません。
ちょっと難しくて理解できないことも、何回も見ると少しわかってきます。そんな何度も見る面白さも『メッセージ』にはあります。

映画『メッセージ』に込められた意味とテーマ

『メッセージ』は分類的にはSF映画として分類されます。それは地球に宇宙人がやってくる物語だからです。
しかしそれは表面的な物語であって、実は『メッセージ』のかなには大きく分けて3つのテーマが込められています。『メッセージ』の奥にある、3つの構成からその意味を探ってみたいと思います。

映画『メッセージ』のテーマ①・・・「死」

この映画の冒頭は死から始まります。主人公のルイーズの娘ハンナが死ぬシーンが冒頭で描かれています。映画の最初が「死」から始まる作品はあまりないと思いますが、『メッセージ』は死でスタートします。

しかしこれはラストまで見ると分かるのですが、この死は過去の出来事ではなかったのです。これから先に起こる未来の出来事だったのです。でもこれは最後まで映画を見ないと観客には分かりません。つまり私たちは最後まで娘が死んだと思って映画を見ています。

物語の途中でもルイーズの頭に何度も娘がフラッシュバックしてきます。そのシーンでルイーズは娘の死を忘れられていないと思ってしまいます。
これは監督の狙いで、映画を見ている間に私たちに「死」というものを考えさせるようにしていたのです。

映画『メッセージ』のテーマ②・・・時間の概念

これは①の死が実は未来のことだったという事と繋がってくる事ですが、この映画の中には過去、現在、未来という時間の概念はありません。時間は直線的なものではなく、ループ状のものだという風に『メッセージ』では描かれています。

私たちは「生」から始まり「死」で終わると思っている人生が、実はどこが始まりなのか分からないという描かれ方をしています。だから、ハンナの死が冒頭で描かれていたのです。
あの時のルイーズにとってはハンナの死は過去のことではなく、これから起きる未来のことだったのです。

そしてこれが監督が『メッセージ』に込めた1番の思い「運命がわかっていた時あなたはどう行きますか?」というところに繋がっていくのです。

映画『メッセージ』のテーマ③・・・言語

主人公のルイーズは言語学者です。そして宇宙人とコミュニケーションを取るために、宇宙人の言語を分析します。
この映画の中ではそれは文字でした。文字を通して宇宙人とコミュニーケーションをとっていきます。そしてそんな未来から来た宇宙人が私たち人間にプレゼントしてくれたのも、言語でした。

この言語が世界を救うのです。この言語によって戦争になろうとしている世界を止める事ができたのです。宇宙人が与えてくれた言語は世界共通言語でした。世界共通言語によって各国が意思疎通ができるようになり平和がやってきます。それを見届けたら宇宙人は地球から去っていってしまいました。

コミュニーケーション不足による様々な問題が起こっている現代に対して、意思疎通の大切さについて考えさせられる場面でもありました。言葉によって世界が1つになったというとても深いシーンでした。

 

このように3つの深いテーマが隠されているのが『メッセージ』でそれぞれに深い意味が込められています。特に時間の概念に関して考えると分からなくなってくることもあります。しかし逆に何度も映画を見ながら理解していくという楽しみもあります。

映画「メッセージ」の概要・あらすじ 原作からの投げかけ

2016年に公開された映画でSF映画ですが、テーマはとても深いものとなっています。
アカデミー賞には8部門でノミネートされ、音響編集賞で受賞しました。
日本では公開前のポスターで真ん中に写っている宇宙船が、お菓子のばかうけに似ているという事で話題にもなっていました。映画の原作のタイトル「あなたの人生の物語」通り、この作品では人生をどう生きるのかという事が問いかけられています。「WHY ARE THEY HERE?」彼らが伝えようとしていることは何なのか?最後まで考えさせられる作品です。

「メッセージ」映画概要・原作

題名:メッセージ
英語題名:Arrival
原作:テッド・チャン「あなたの人生の物語」
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演:エイミー・アダムス/ジェレミー・レナー/フォレスト・ウィテカー/マイケル・スタールバーグ

「メッセージ」あらすじ

言語学者のルイーズ・バンクスは娘を病気で失ってしまいます。大切に育てた娘だったので、ルイーズはなかなかそのショックから立ち直れませんでした。
しかしそんな時、世界に12の宇宙船がやってきました。アメリカ政府はルイーズに宇宙人の言語を解読する任務を頼みます。そしてルイーズとともに物理学者のイアンが宇宙人の言語の分析を始めます。

最初は言葉でコミュニケーションをとろうとしますが、難しいと気がつき、文字を使ってコミュニケーションを取る事にしました。ルイーズは宇宙人とコミュニケーションを取りながらも、何度も亡くなった娘のことを夢の中で思い出していました。
宇宙人とやりとりの中で、宇宙人がなぜ地球にやってきたのかを調査して行くうちに、次第にルイーズは宇宙人との距離を縮めていました。

そんなある日、軍の1人が宇宙人に対して地球を征服するかもしれないと思い、爆弾を仕掛けます。それに気がつかず、ルイーズとイアンは宇宙人会い調査を進めていましたが、爆弾が爆発してしまいます。その瞬間2体いた宇宙人の1体は2人を助けてくれたのでした。

宇宙人のおかげで、ルイーズとイアンは助かりますが宇宙人に対する調査はできなくなっていました。しかも中国が宇宙船に対して攻撃をすることを決めてしまいます。そんな時ルイーズは宇宙船の下に行くと、宇宙船からカプセルが降りてきます。
ルイーズはそのカプセルに乗り、宇宙人ともじを使ってコミュニケーションを取ります。
そしてその時にある事実に気がついたのでした。

一見宇宙人とのコミュニケーションの話だと思いがちですが、この映画のテーマはそこではありません。ルイーズが選ばれた事にも意味があり、ラストに驚きの展開が待っていて思わず「そういう事」と声が出そうになってしまいます。最後まで見ないと全てがわからない「メッセージ」。

ぜひ「メッセージ」に隠されて壮大なテーマと向き合って欲しいなと思います。

ドラマ「BG~身辺警護人~」で読み解くボデイガードとSPの違い

ドラマ「BG身辺警護人」では島崎章の働く身辺警護課は、武器を持たずに丸腰でクライアントを護衛するボデイガードである。ドラマの中でも丸腰で戦う事に仲間の沢口が、怖さを感じてしまうシーンがあった。一方、落合の所属する警視庁のSP達は、武器の所有を認められている。

そこで、ドラマの物語で分かった身辺警護人とSPを比べてみたいと思う。

こんなにも違う!身辺護衛人とSPの身分

まず、クライアントについて比べてみる。
第2話では、裁判官から護衛を依頼される。しかし、裁判官の妻には、SPがつかないので島崎達が、護衛することになる。裁判官の妻は、SPの警護対象外である。

第6話では、元内閣総理大臣からSPに護衛の依頼があったが、政府からの通達でSPはつかなかった。そのために島崎達が、護衛することになる。このことからSPが、護衛につく人間は、特別な要人、政府関係者であることが分かる。そのため警察官に認められている銃の所持や緊急車両での走行が認められている。

SPとは一般的にセキュリティ・ポリスの略でその身分は警察官で警視庁に所属する公務員。逆に身辺警護人は民間の警護会社等に所属する民間人です。こちらは一般人でも依頼する事が可能である。

そんなSPと身辺警護人にも共通する習慣がある。護衛中は、トイレの回数を減らすために水分を控えるそうだ。ドラマの中で島崎も飲み物を飲まないようにしているというシーンがある。

ドラマでは、対立していたSPと身辺警護人だが、クライアントを護衛するという強い気持ちは伝わってきた。立場は違っても依頼人を守ることは同じ使命を持つ者同士、ある種の一体感があるのかもしれませんね。

 

「BG~身辺警護人~」あらすじ・キャスト 評価上々で続編が希望された木村拓哉主演ドラマ

木村拓哉が、丸腰で戦う身辺警護人として活躍するドラマ。キャストには、江口洋介や上川達也など豪華な俳優陣が揃った。脚本は、「マチベン」で第25回向田邦子賞も受賞した井上由美子である。木村拓哉主演のドラマ脚本は、「ギフト」「エンジン」「GOODLUCK!!」でも担当している。

ドラマの視聴率は、2桁をキープして最終話では17.3%の高視聴率となる。主演が木村拓哉という事もあり視聴率でも話題になった。今回のドラマでは木村拓哉の演技の重厚さにドラマに共感する人も多かった。

ドラマでは、各話に特別ゲストが登場しており話題になった。最終話では、矢沢永吉が、超VIPクライアントとして登場した。ドラマの最終回では続編の待望も出て人気ぶりをみせた。

「BG~身辺警護人~」ドラマ概要

題名:BG~身辺警護人~
監督:常廣 丈太(テレビ朝日)、七髙 剛
ゼネラルプロデューサー:内山 聖子、三輪 裕見子
プロデューサー:川島 誠史(テレビ朝日)、秋山 貴人(テレビ朝日)
脚本:井上 由美子
制作:テレビ朝日
出演:木村拓哉/江口洋介/齋藤工/菜々緒/間宮祥太朗/石田ゆり子/上川達也

「BG~身辺警護人~」あらすじ

島崎章は、工事現場の警備員として働いていた。かつては、サッカー選手の河野純也のボデイガードとして活躍していたが、子供を庇うために河野純也の警備が、おろそかになり怪我をさせたことからボデイガードの仕事を辞めていた。

しかし、勤務先の日ノ出警備保障に身辺警護課が、新設され配属されることになる。武器を持たずに丸腰で戦う事になった身辺警護課のメンバーは、依頼をこなすうちに絆を強くする。そんな身辺警護課の存在を警視庁のSPは、こころよく思っていなかった。

一方、厚生労働大臣の立原愛子は、島崎の働きぶりから個人的に身辺警護を依頼するまでになる。そして、身辺警護課のメンバーも意欲的に仕事をしていた時に、民事党幹事長の元秘書が、おこした事件が、身辺警護課に一大事をおこす。

ドラマの中で身辺警護課のメンバー同士で言い合う「誤差無し」のセリフが、印象的な作品である。

『デッドプール2』のコメディの中に見る社会問題と時代背景

日本でも大ヒット映画となった『デッドプール2』ですが、世界的にもまだまだヒットを続けて、興行収入的にも記録を塗り替えています。そんな『デッドプール2 』の中に度々登場する「X–メン」ですが、デッドプールは「X–メン」とは切っても切り離せない関係です。
今回はそのデッドプールに登場する「X–メン」の作られた背景とデッドプールとの関わりを調べてみました。

「デッドプール2」の根底にある社会問題とX-メン

『デッドプール2』の中で「X–メン」のメンバーになるように説得されるデッドプールがこんなセリフを言います。「X–メンは1960年台の人種差別のメタファーなんだよ」と。その通りで「X–メン」が作られた背景には、当時の黒人差別の現状を描いているのです。

マーベルコミック「X–メン」が登場したのは1963年で、スタン・リーが原作者です。この当時黒人差別に対する公民権運動が行われていました。キング牧師は非暴力で黒人の権利を勝ち取ろうとしていました。それに対し同じ黒人の権利を勝ち取ろうとしていたマルコムXは、黒人を差別する人達を攻撃しようという考え方でした。この同じ目的でも手段が違う2人の事を「X–メン」では描いています。

キング牧師のように穏健派なのがプロフェッサーX率いるX–メンで、マルコムXのように過激派なのがマグニート達なのです。
「X–メン」はヒーローだけど、人間を守るヒーローではありません。X–メンは人間から自分達と同じミュータントを守るのが目的です。これは当時黒人差別の様子をスタン・リーがX–メンを通して描いたからだったのです。

もう1つ「X–メン」が差別について描いている事実があります。なぜマグニートがミュータントを差別する人間に攻撃しようとしたかというと、幼い頃の経験によるからです。マグニートはユダヤ人で、子供の頃ホロコーストに連れていかれています。彼は生き残りますが、彼の両親はホロコーストの中で殺されてしまったのです。
その経験からマグニートは人間の差別に対する行動が許せず、また自分達もあの時と同じように殺されてしまうかもと思い、人間と戦おうとしていたのです。

「Xーメン」の中でホロコーストが描かれているのは原作者スタン・リーの経験からです。彼自身はホロコーストを経験しているわけではありませんが、彼の両親はルーマニア系ユダヤ人で移民です。そんな両親の周りの人達が経験した差別を「X–メン」の中に入れたのでした。

単なるコミックと思われがちな「X–メン」ですがそこには差別に対するスタン・リーの気持ちが強く反映されている作品といわれています。その系列である『デッドプール2』でも差別について言及しているシーンも出てきます。
作品が出来た時代背景などを考えながら映画を観ると、娯楽映画のような作品も違った視点で見ることができます。

 

映画「ビューティインサイド」のメッセージは“美しさの本質”にある

世界中で多くの人の目に触れた映画「ビューシーインサイド」には、“愛する人には明日も会いたい”と思う、大切な気持ちを届けてくれる名作となっている。

Intelと東芝が共同制作した「誰でも主人公の男を演じることができる映画」をコンセプトに作成された目覚めるたびに姿が変わる演出が用いられた「The Beauty Inside」が原作となっており、「The Beauty Inside」は実に100人あまりの出演者によって映像作成が行われた。

ビューティーインサイドでは、ウジン役として21名の韓国人俳優に加え、世界各国から集められた123人が演じているのも魅力の一つである。韓国で公開された際、同時期に公開がスタートした「ミッションインポッシブル」シリーズ最新作などを抑え、ラブストーリーとしては異例の大ヒットを記録する作品となっている。

「ビューティーインサイド」の監督と実績

映画「ビューティーインサイド」の監督を務めたのはパク・ジョンヨル。パク監督は、ビューティーインサイドで、愛に対する見方が外見から内面へと変わっていくこと、そして愛の内面を確かめられることを伝えたかったと語っている。映画のメッセージはまさにその言葉通り“外見には関係なく、その人の本質を受け入れれば、そこに美しさをみつけることができる”ということに他ならない。

そんなパク監督はニューヨーク州ファッション工科大学出身で、主にコマーシャル制作、広告デザイン、ミュージックビデの制作で活躍している。数々のコマーシャルやミュージックビデオに加え、タイトルデザインの制作や予告編集作成まで幅広く才能を発揮し、レッド・ドット・デザイン賞、コミュニケーションデザイン部門最優秀賞や、作成デザイン部門でも受賞を受けている。

世界中でヒットを飛ばした、「ビューティンインサイド」は、パク監督の映画デビュー作である。コマーシャル制作で培った、短時間で目を奪うような作品を作る才能が活かされ、卓越したセンスで、これまでの映画にない魅力あふれる作品を作り上げた。

 

 

映画「ビューティーインサイド」あらすじ・キャスト

この映画「ビューティインサイド」の原作は、2013年カンヌ国際広告祭グランプリを受賞して話題となったソーシャル・フィルム「The Beauty Inside」となっている韓国映画。これまで、コマーシャル作成主として活動してきたパク・ジョンヨル監督のフィルムデビュー作である。

主演を務めたのは、「トンイ」や「華麗なる遺産」に出演していることで有名な女優、ハン・ヒョジュ
2015年のカンヌ国際映画祭のマーケットで出品され、たちまち世界中から脚光を浴び、世界11か国の先行販売が即座に決定するなど、異例のヒットを記録した作品である。
韓国では、2015年8月から公開され有名なアクション映画と同時期に公開されたにもかかわらず、大ヒット作となった。

「ビューティーインサイド」映画概要

日本語題名:ビューティーインサイド
韓国語題名:뷰티 인사이드
原作:The Beauty Inside
演出:パク・ジョンヨル
出演:ハン・ヒョジュ、パク・シネ、パク・ソジュン、イ・ジヌク、イ・ボムス、上野樹里 他

「ビューティーインサイド」あらすじ

主人公は、家具デザイナーのウジン。ウジンは、18歳の時から目覚めると毎日容姿が、性別・国籍など全てが変わるようになってしまう。それを知っているのは、ウジンの母と親友だけだ。

そんなウジンは、ある日、アンティーク家具店で働くイスと出逢い、一目ぼれしてしまう。イスに恋をしたウジンは、毎日初めて来た客のように店に通い、彼女に告白する容姿になる日を待ち、デートへ誘い、二人でロマンティックな3日間を過ごす。告白したままの姿で居るために、ウジンは3日間徹夜したが、うっかり寝てしまい、また別人へとなってしまう。

イスへ真実を打ち明けるも、すぐに理解を得られるような状況でもなく、二人の歩む道は想像通り険しいものだった。それでも、互いに思いあう気持ちが二人を温かい未来へ導いていくような、究極のラブストーリーとなっている。

愛はどこから生まれるのか、本当の愛とはなんなのか、見る人の心に突き刺さるファンタジーロマンスとなっている。