北野武監督『アウトレイジ』のあらすじ・キャストからのおすすめ度

北野武監督作「アウトレイジ」は、やくざの世界で繰り広げられる金や権力を巡る抗争が描かれております。その中で、自身の親組織の組長である池元や山王会の会長である関内の嘘や裏切りによって翻弄される主人公、大友を中心としてストーリーが進んでいきます。

その大友は、いわゆる昔気質のやくざで一本木で凶暴な性格として描かれていて、筋が通らない事に対しては例え親組織の組長でも容赦無く殺害してしまう男として登場しています。 そして、その性格ゆえに破門に追い込まれ、更に状況は悪化して本部の山王会にまで命を狙われてしまいます。

そんな本作の見所は、徹底した暴力シーンだと言えるでしょう。単に銃で撃つだけでは無く、その殺害方法や拷問、ケジメの場面など見ているこちらにまで痛みが伝わってくる様な描写が多々見られます。
そのため年齢制限指定(15+)を受けた作品ですので、ご覧になる時は注意が必要です。

ただ、本作品は単なる残酷なバイオレンス映画では無く、様々な人間の思惑により関係が二転三転して行き、次はどんな展開になるのかと言う駆け引きが細かく描かれていますので、そう言った人間関係も本作品の見所です。抗争における血なまぐさい場面が多いのですが、その徹底した暴力と、その裏の様々な人間の思惑でハラハラする様な展開を求めている人にはおすすめの作品です。

邦画「アウトレイジ」作品情報・キャスト

題名:「アウトレイジ」(2010年) 続編 >>「アウトレイジビヨンド」(2012年)
監督:北野武
脚本:北野武
制作:森昌行、吉田多喜男
音楽:鈴木慶一
キャスト:ビートたけし, 三浦友和, 椎名桔平, 加瀬 亮,石橋蓮司,北村総一郎

邦画「アウトレイジ」あらすじ

関東にある巨大暴力団組織、山王会会長の関内は、傘下組織の池元組の組長である池元が、ドラッグの売買を行っている村瀬組と杯を交わした事を快く思っていませんでした。そして池元は自身の出世が遠のいてしまうと感じ、関内に、村瀬との関係が良く無い事をアピールする為、傘下にある大友組の組長である大友に、村瀬を襲う様に指示を出します。

しかし、大友が村瀬を襲った事で、関内会長は池元に大友を破門する様に命じ、大友は破門処分されてしまいます。そして、大友は小指を落してケジメをつけて関内会長の元に向かいますが、関内は大友に対し、破門は池元が単独で判断した事だと嘘を吹き込みます。

それに怒った大友は池元を殺害しますが、山王会は池元組の若頭である小沢に、大友を組ごと消すように指示を出し、山王会本家の若頭である加藤も加わり、大友組組員は次々と殺されて行きます。そして、1人生き残った大友は、刑事である片岡の説得により、刑務所に逃げ込む事になりました。

しかし、そこにいたのは、かつて池元組と揉め事を起こし、大友によって顔面をカッターナイフで切り刻まれた木村がおり、大友は、木村によって刑務所内で刺されるのでした。 一方で、山王会会長の関内は全てが終わったと思っていましたが、若頭の加藤により銃で撃たれ、会長の座を奪われてしまいました。

「アウトレイジ」おすすめ度 ★★

北野武監督15本目の作品。キャッチコピーは「全員悪人」。暴力シーンと拷問シーンが過激すぎてR15+指定に。監督いわく人を殺すプロセスを先に考え、それに対しストーリーを後付けしたとのこと。第63回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式参加したものの、上映会場ではブーイングや退席者が出たそうです。

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映画賞受賞歴/アウトレイジ

第20回東京スポーツ映画大賞/アウトレイジ

  • 作品賞
  • 監督賞:北野武
  • 助演男優賞:椎名桔平,石橋蓮司
  • 新人賞:北村総一郎

第53回ブルーリボン賞アウトレイジ

  • 助演男優賞:石橋蓮司

 

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