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ドラマ『家政婦のミタ』おすすめの見どころポイント

 
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日本テレビの大平プロデューサーと遊川は『家政婦ミタ』を制作する際に、一話完結のドラマにしようと考えていた。一話完結とは、主人公の家政婦が毎回別の家庭に派遣され、問題を解決して歩くというもの。

しかし、家庭の問題が短時間で簡単に解決するはずがないと判断した大平と遊川は、壊れていた一家族の絆が徐々に繋がり再生して行くという構成に変更した。その結果、視聴者は阿須田家と三田灯がトラウマを徐々に乗り越えていく様子をゆっくり観ることができ、立ち直るヒントを得られるドラマとなった。まさにこのドラマ『家政婦のミタ』テーマは家族の再生といえる。

 

ドラマ『家政婦のミタ』の見どころ

知っていればドラマの見方が変わる、楽しめるちょっとした見どころポイント

① ミタは常に地味な黒系統の服装に身を包んでおり、無表情で全く笑わない。また、自分の後ろに人が立つことを恐れるため何か事情があると感じられ視聴者の興味を引く。ミタは家事一切を完璧にこなす有能な家政婦で、持参のバッグからは必要な品が何でも出てくるという小ネタがある。

② ミタは阿須田家からの頼みに対し「それは業務命令でしょうか?」と問いかける。業務命令であれば「承知しました。」と引き受け、偽装誘拐、いじめっ子退治、悪評ビラ配りなどを実行する。結果的にはどれも失敗に終わるが、家族には言えない悩みが明らかになり皆で解決しようとする雰囲気が生まれている。また、ミタの「承知しました。」というセリフは視聴者の間で話題となりブームになった。

③ 母・凪子の死因は、恵一の浮気を苦にした入水自殺。この事実を知った子供達と恵一の親子関係は最悪なものとなる。頼りなくてダメ父の恵一がミタや子供達とかかわるうちに、父親として成長していく。その姿は、人は変わる、成長できると教えている。

④ ミタは亡くなった夫や息子との思い出に浸るため、休日になると同じ遊園地の決まった場所に座り続ける。夫や息子の死の責任を親族から押し付けられ苦しむミタを今度は阿須田家が励まそうと立ち上がる。阿須田家と一緒に食卓を囲んだミタが封印した笑顔を見せるシーンでは、穏やかな曲調のバックミュージックが流れており家族の再生が成功したことを印象付けている。

⑤ うららは恵一と子供達のことを大切に思い、阿須田家の一員になりたいと思っているが言い出せない。そんなうららの気持ちを見抜いたミタは、子供達から嫌われるように仕向けて阿須田家を去っていく。特に、希衣とのラストシーンには多くの視聴者が涙し、40%の視聴率を叩き出した。

 

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『家政婦のミタ』からは、「今は苦しくても少しずつ立ち直っていこう、自分と家族を守るために強く生きよう」というメッセージが伝わってきます。様々なトラウマに悩んでいてもいつかは再生できるという希望が感じられる感動的なドラマだと思います。ぜひ、見て欲しいおすすめドラマです。

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