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ドラマ「ぬけまいる」で見るキャスト滝沢秀明と江戸文化

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本ドラマのタイトルでもある「ぬけまいる」とは、江戸時代に流行した“伊勢神宮詣で”のことで“抜け参り”あるいは“お蔭参り”ともいいます。抜け参りとは、思い立った日に内緒でお伊勢参りに旅に出かけてしまう事で、今でいう「家出」に近いものです。

お蝶達も若い頃の輝かしい日々と現在の状況に嫌気がさしてノリで抜け参りを決行していいます。大人だけでなく子供も抜け参りをすることがありましたが、抜け参りの場合は、お伊勢参りをするという理由から怒られなかったとも、、。

江戸時代の人にとっては「一生に1度は行くべき伊勢参り」として、ぬけまいりブームになるほど流行していました。

そして、抜け参りに持ってくものとして“柄杓”があります。お蝶達も柄杓片手に旅に出発したが、抜け参り中に柄杓に食べ物やお金などの施しを受けるためでした。ドラマでもお金を使ってしまったお蝶達は、柄杓に銭をもらうシーンがあります。

「ぬけまいる」の箱根の関所は本当に“難所”だった!

そして、旅の道中で箱根関所を通る事になったお蝶達ですが、関所を通過するシーンでは、お志花の武家口調とふるまいが、怪しまれてスリリングな展開になってしまいます。

なぜお志花だけが箱根関所で怪しまれたのかは、武家の奥方としての“しゃべり”にあります。その時代、謀反防止のために大名たちの妻を人質として江戸に在住(参勤交代)させていたからです。そのために町人と思われたお蝶とお以乃は怪しまれず、武士の奥方であるお志花だけが怪しまれたのです。

箱根関所では、江戸を出る出女は証文の情報を見て、人見女がその特徴などを照合していました。そこで箱根の関所の越え方を教えるのが、イケメン旅人として登場する滝沢秀明演じる清水の長五郎です。(第3話)

時代劇「ぬけまいる」で見おさめ。サムライ姿の滝沢秀明

「ぬけまいる」の第3話にゲスト出演したのが芸能界を引退する滝沢秀明氏です。このドラマの役どころは箱根の関所越えに現れたイケメン旅人、清水の長五郎。

この滝沢くん演じる清水の長五郎は誰もが一度は聞いたことのある実在した湯名人、清水の次郎長こと山本長五郎です。江戸の幕末から明治にいた侠客で、博打を生業としていたことでも知られています。その様子がドラマの中でもでてきます。

演じる滝沢くんは意外にも時代劇との縁が深く、この「ぬけまいる」の長五郎役の他にも、2005年のNHK大河ドラマ「源義経」では史上最年少の主役義経として抜擢され(当時21歳)、話題になりました。この時の演技が評価され第14回橋田賞を受賞すると、ジャニーズ事務所の社長に抜擢されて和に特化したミュージカル「滝沢演舞城」の出演を2006年から務め、現在では派生舞台「滝沢歌舞伎」の主演、演出も手掛けるようになり現在に至っています。

サムライ姿の滝沢くんが見れるのはこれが最後かと思うと、なんだかさみしい気もしますね。意外に似あっているな“和”な感じ。

滝沢秀明の時代劇出演の作品と役

2005年 NHK大河ドラマ「源義経」 義経役
2006年 TBS50周年ドラマ「里見八犬伝」 犬塚信乃役
2008年 NHK正月時代劇ドラマ「雪之丞変化」中村雪之丞 / 闇太郎役
2014年 NHKドラマ「鼠、江戸を疾る」次郎吉役
2016年 NHKドラマ「鼠、江戸を疾る2」次郎吉役
2018年 NHKドラマ「ぬけまいる」清水の長次郎役
2006年~2009年 舞台「滝沢演武城」主演
2010年~2018年 舞台「滝沢歌舞伎」主演、演出

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