おすすめ日本映画を映画賞から見つける

容疑者Xの献身の監督・西谷弘作品の特徴とは?

 
この記事を書いている人 - WRITER -

容疑者Xの献身の監督・西谷弘は、1962年生まれの東京都出身。フジテレビドラマ制作ゼネラルマネージャー、ドラマ演出家、脚本家でもある。西谷が演出したドラマは高視聴率を獲得し、監督を務めた映画は大ヒット作が多く有能な人物。
西谷は、「人間味が感じられる小説に興味があり、大切なのは原作に忠実であること」、「小説を映像化する場合は原作の旨味を失わずに、時代性を持たせるようにしている」と述べている。

 

映画「容疑者Xの献身」の西谷監督が演出するドラマと映画

ドラマの演出

白い巨塔(2003年)山崎豊子原作:
野望を秘めた優秀な医師・財前が、医大病院の教授を目指す作品。白い巨塔が映像化されるのは、今回で4回目である。今回は前作よりも登場人物の感情の動きに重点が置かれており、西谷らしい演出となっている。
キャスト:財前五郎(唐沢寿明)、友人・里見役(江口陽介)

 

ガリレオ(2007年)、ガリレオXX(2013年):
東野圭吾原作の物理学者・湯川が様々な事件を解決するミステリードラマ。
キャスト:湯川学(福山雅治)

 

任侠ヘルパー(2012年):
元暴力団員・翼が介護ヘルパーとして奮闘する姿を描いたドラマ。作中に出てくる貧困ビジネスが問題視された社会派ドラマであり、後に映画化されている。
キャスト:翼(草彅剛)

 

昼顔(2014年):
既婚者同士の恋愛ドラマ。いわゆる不倫ドラマだが、登場人物のキャラクターと演出により、純粋な恋愛として描かれている。昼顔は高視聴率となり、後に映画化されている。
キャスト:笹本紗和(上戸彩)、北野裕一郎(斎藤工)

 

映画の監督

県庁の星(2006年):
原作は桂望実で西谷弘の初監督作品。エリート公務員が三流スーパーで研修を受け、人間として成長していくサクセスストーリー。
キャスト:野村聡(織田裕二)

 

真夏の方程式(2013年):
原作は東野圭吾で廃れた小さな海辺の町で起きた殺人事件に隠された悲しい過去。子供嫌いの湯川が、少年と触れ合いながら、事件を解決していく。
キャスト:湯川学(福山雅治)、岸谷美砂(吉高由里子)

 

西谷監督の作品のおすすめポイント

西谷作品のおすすめポイントは、人間の心の動きが丁寧に描かれているため、観る人の心を捉えて離さないところにある。

社会的なテーマの作品が多いですが、激しい暴力や無残な殺人現場は少ないので安心して観ることができる。西谷作品は幅広い年代の方におすすめ。

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 邦画ファン , 2018 All Rights Reserved.