『スリー・ビルボード』の監督と伝えたかった作品のテーマ

アカデミー賞短編映画賞を受賞したこともあるマーティン・マクドナーが監督を務めた『スリー・ビルボード』ですが、アカデミー賞で作品賞など7つノミネートされたことで評判になりました。

しかし、実は差別的な映画だと批判を受けてもいました。でもそこにはマーティン・マクドナー監督が込めた意味があったのです。

映画『スリー・ビルボード』の監督マーティン・マクドナーとは

1970年3月26日生まれのイギリス人。マーティン・マクドナーの両親はアイルランド人でロンドンに移民としてやってきました。そこで彼は産まれるわけですが、両親は結局アイルランドに戻っていまいます。

しかしマーティン・マクドナーと兄はロンドンに残り映画の勉強を始めました。マーティン・マクドナーはその後たくさんの戯曲を書き、注目されます。その戯曲は両親の背景や子供の頃に経験した「アイルランド」をテーマにした作品になっています。アイルランドを風刺的に描いた戯曲で、この頃から風刺、ブラックコメディーというのが彼の作風となっています。

長編映画監督として注目を集めた「セブンサイコパス」では非常に暴力的な映画を作っています。マーティン・マクドナー監督は北野武監督が大好きでこの「セブンサイコパス」は北野監督の作品に影響されていると言っています。実際「セブンサイコパス」の中で「その男、凶暴につき」が上映されるシーンがあります。

映画『スリー・ビルボード』に込めたマーティン・マクドナー監督の思い

『スリー・ビルボード』はアメリカのミズリー州を舞台に描かれている作品ですが、実は彼の今までの作品のようにアイルランドが所々に散りばめられています。
まず映画の冒頭にはアイルランド民謡が流れます。そして主人公の名前ミルドレッド:ヘイズですが、ヘイズはアイリッシュ系の名字です。アイルランドはカトリックの人が多いですが、『スリー・ビルボード』の中にもカトリックに神父が出てきます。

このように所々にアイルランドの要素を入れながら『スリー・ビルボード』は製作されていました。そしてアイルランドと同じように彼の作風である暴力的要素が多数含まれています。

特にサム・ロックウェル演じるディクソンは差別主義でとても暴力的な男性です。これが批判される的にもなったのですが、実はこのディクソンには秘密があるのです。映画では直接的に描かれてはいませんが、本当はディクソンは「ゲイ」です。彼はヘッドホンでアバの音楽を聞いています。ヘッドホンで聞いているのは誰にも聞いている曲を知られないためです。

ミズリーの田舎町ではゲイは差別の対象になってしまうからです。その差別から自分自身を守るために、ディクソンはあえて差別的な行動をとったり暴力的になってゲイということを隠していたのです。そんなディクソンは署長の手紙によって生まれ変わります。

主人公のミルドレッドも差別していたジェームズに言われた言葉で生まれ変わります。
これらのシーンでマーティン・マクドナー監督は「許し」ということを描いていたのでした。

映画のうわべだけを見てしまうと、一見暴力的な映画であっても、奥を探ればそこには監督によって込められた思いやテーマがあります。『スリー・ビルボード』の場合はそれが「許し」や「人の本当の姿」というものだったのです。
映画が面白いのは裏に込められたテーマや、見た目では分からない奥深い思いなどに触れたときの感動があるからかもしれません。『スリー・ビルボード』はそこに触れることができる作品の1つです。

『スリービルボード 』のキャストと人物像の変化が深い!

スリービルボード 』に出演したフランシス・マクドーマンドはアカデミー賞主演女優賞に、ウディ・ハレルソンとサム・ロックウェルはアカデミー賞助演男優賞にノミネートされました。
そしてフランシス・マクドーマンドとサム・ロックウェルは各賞を受賞しました。それだけこの『スリービルボード 』は俳優達の演技が光った映画です。

「スリー・ビルボード」のミルドレッド

この映画のの主人公がミルドレッドで、演じているのはフランシス・マクドマンドです。
彼女は娘を殺された事件に不満を持ち看板を出します。それによって小さな田舎町で色んなことが起こり始めます。娘を殺され、しかも犯人がまだ捕まっていないことから、最初は彼女に同情してしまいます。
しかし実は彼女は凶暴な人物だったのです。娘が生きているときは娘に向かって暴言を吐きます。さらに自分が出した看板が燃やされると警察署に火炎瓶を投げつけます。最初の印象とは違い、実はとても暴力的な人物だったのです。

「スリー・ビルボード」のウィロビー署長

ミルドレッドの娘が殺された事件の捜査をしていますが、犯人は捕まりません。しかも今ではその捜査も未解決事件として扱われていました。

その署長を演じるのは、ウディ・ハレソンです。最初は捜査をちゃんとしていないダメな署長かな?と思うのですが、実は常に町のことを考えている優しい人物でした。彼は末期ガンを患っていました。優しい彼が選んだ道は家族に迷惑をかけたくないという道でした。彼は自分で命をたってしまいます。

それだけではなくミルドレッドとディクソンに手紙を残します。ミルドレッドには手紙以外に、事件が風化しないようになんと看板のお金を払うのです。ディクソンには愛が必要だという事を伝えます。彼は事件の捜査をしていたし、誠実な人物だったのです。

「スリー・ビルボード」のディクソン巡査

差別主義で怒りを抑えられないディクソンは看板を出したミルドレッドを脅し、広告会社の社長をボコボコに殴ります。彼は誰よりもひどいダメ人間でした。この巡査を演じているのはサム・ロックウェルです。

でも彼がそんな態度を取るのは実は理由があったのです。映画では直接的な表現では描かれていませんが、ディクソンはゲイだったのです。それを隠すために、凶暴な態度をとっていたのです。

ウィロビー署長はディクソンの秘密に気がついていました。だから手紙で彼に怒りを抑え、愛が必要だと伝えたのです。密かに彼に好意を寄せていたディクソンはこの手紙をきっかに変わります。そしてミルドレッドのために事件を解決しようと動きます。彼はいつしか良い人になっていたのです。

『スリービルボード 』の中に登場する人物は最初に抱いた印象が、物語が進むにつれて変わっていきます。その変化に監督が伝えたかったメッセージが込められています。

  • 人を許すことの大切さ
  • 人は見た目ではない
  • いい人はちゃんといる

3人の性格や気持ちの変化を通してこんなことを観客に伝えようとしている映画でした。

映画「スリー・ビルボード」あらすじ・キャスト

2017年に公開された『スリー・ビルボード 』はその衝撃的な内容から話題の映画となった。
またアカデミー賞にも6部門で7つノミネートされ、主演女優賞をフランシス・マクドーマンドが助演男優賞をサム・ロックウェルが受賞した。

閉鎖的な田舎町で起こった未解決の殺人事件をめぐり、その町に住む住民達の様子を描き出している作品である。
事件を解決する映画ではなく、住民達の二面性や見かけとその内面の対比を描き人物に焦点を当てた作品で、暴力的に表現しながらも人間が本来持っている「善」や「人を許す」ことについてを伝えようとしている映画になっている。

『スリー・ビルボード 』映画概要

映画名:スリー・ビルボード
原題:Three Billboards Outside Ebbing, Missouri
公開:2017年11月10日(アメリカ) 2018年2月1日(日本)
監督:マーティン・マクドナー
脚本:マーティン・マクドナー
音楽:カーター・バーウェル(コーエン兄弟のすべての作品の音楽を手がけている)
キャスト:フランシス・マクドーマンド/ウディ・ハレルソン/サム・ロックウェル/ピーター・ディンクレイジ

映画『スリー・ビルボード 』あらすじ

娘がレイプされ殺されてしまった母親ミルドレッドは事件が解決していないことに憤りを感じている。

ある日、家の近くに使われていない3つの看板を見つける。そしてその看板にメッセージを出したのだった。
「娘はレイプされて殺された」
「まだ犯人は捕まっていない」
「なぜなの、ウィロビー署長?」
という内容だった。

看板を見つけた警察官ディクソンはウィロビー署長にすぐに連絡を入れる。さらに次の日ディクソンは看板を持っている広告会社に抗議に行ったのだった。ウィロビー署長はミルドレッドの元を訪ね、捜査はしているが犯人が見つからない理由を説明する。

しかしミルドレッドは納得しなかった。ミルドレッドが出した看板の内容はミズリーの小さな町ではすぐに住民達に知れ渡った。ミルドレッドに同情する住民は少なく、ガンを患い余命が短いウィロビー署長に同情するものが多かった。

ミルドレッドが出した看板により、町の雰囲気が少しずつ今までとは変わっていき住民達の様子も今までとは違ったものになっていくのだった。

映画「銀魂」のキャラクターと歴史上の人物モデル

「銀魂」は、歴史上の人物や童話の人物などが、モチーフになっている。
主人公の坂田銀時は、童話の金太郎をモデルにしている。金太郎の幼名が、坂田金時なのだ。金太郎といえば金太郎飴や童謡「きんたろう」などが、有名である。

志村新八は、新撰組の二番隊組長の永倉新八が、モデルとされている。永倉新八は、剣術に長けていて「龍飛剣」という技を持っている。「銀魂」の新八も実家は、剣術道場だった。そして神楽は、かぐや姫をモデルにしている説や北海道の地名という説もある。

映画「銀魂」のキャラクターから学ぶ歴史

映画「銀魂」では、堂本剛さん演じる高杉晋助が、登場し色気のある演技が、好評だった。歴史上では、高杉晋助は、高杉晋作が、モデルとされている。高杉晋作といえば吉田松陰の松下村塾で学んだ塾生でした。尊王攘夷に向け奇兵隊を結成しました。

桂小太郎は、長州藩士の桂小五郎が、モデルとされている。「銀魂」でもエリザベスとともに素早く行動する桂小太郎ですが、実際のモデルの桂小五郎も「逃げの小五郎」と呼ばれていた。尊王攘夷派の取り締まりから逃げるために扮装したりもしていた。吉田松陰に学んだこともある。

真選組のメンバーのモデル

歴史での新選組は、京都の治安を維持するため活動している。ゴリラ扱いの近藤勲は、新選組局長の近藤勇がモデルとなっている。戦国の武将である加藤清正と同じく口にゲンコツを咥えるという特技を持っている。
マヨラーの土方十四郎は、土方歳三がモデル。土方歳三は、端正な顔立ちから女性にもてていたとのこと。剣術修行の時期は、生家の石田散薬の行商もしていた。ドSの沖田総悟が、新選組一番隊組長の沖田総司がモデル。実際の沖田総司は、冗談が好きで子供と遊んであげる青年だったそうだ。

「銀魂」のキャラクターから歴史上の人物を合わせると楽しく歴史が学べる。そして映画「銀魂」は、続編も夏に公開予定で話題になっている。

映画「オリエント急行殺人事件」の原作者アガサ・クリスティの作品とポワロ

映画「オリエント急行殺人事件」の原作者アガサ・クリスティといえば“ミステリーの女王”と呼ばれるほどたくさんの名作ミステリーを出版している。
アガサ・クリスティのミステリー作品では、かつて薬剤師の助手をしていた経験が、役に立っているそうだ。

「オリエント急行殺人事件」で活躍したエルキュール・ポワロの初めての登場作品は、「スタイルズ荘の怪事件」である。この作品は、アガサ・クリスティのデビュー作品でもある。そして、この作品で登場するエルキュール・ポワロの旧友ヘイスティングスとスタイルズ荘は、その後の作品の「カーテン‐ポワロ最後の事件」でも登場する。

アガサ・クリスティの作品で名探偵といえばミス・マープルも有名である。実は、ミス・マープルとエルキュール・ポワロは、日本アニメ「名探偵ポワロとマープル」で共演している。

アガサ・クリスティの日本でのドラマ化作品と和製キャスト

アガサ・クリスティの作品は、日本でもドラマ化されている。日本版では、ポワロやミス・マープルを和製にしてアレンジしている。

日本テレビ系では、「火曜ドラマゴールド」枠のドラマでミス・マーブルを推理マニアの馬淵淳子とアレンジして岸恵子が、演じている。

フジテレビでは、三谷幸喜脚本・野村萬斎主演で「オリエント急行殺人事件」と「黒井戸殺し」を放送した。野村萬斎演じる和製ポワロの勝呂武尊は、キャラも個性的で三谷幸喜脚本らしく面白い人物である。

テレビ朝日系では、物語のラストが、印象的だった「そして誰もいなくなった」を放送し、その後も二夜連続スペシャルドラマとして天海祐希が、和製ミス・マープルに扮した「パディントン発4時50分~寝台特急殺人事件~」と沢村一樹さんが、捜査一課の警部祖国寺竜也に扮した「大女優殺人事件~鏡は横にひび割れて~」を放送した。

アガサ・クリスティの作品が、アニメ化されたりドラマ化されているのは、それだけアガサ・クリスティの作品達が、愛されているからだろう。

映画「SING/シング」は豪華な声優キャストも見どころ!

映画「SING/シング」の日本語吹き替えの芸能人キャストが、お笑い芸人や女優や歌手にと豪華である。

主人公のバスター・ムーンをウッチャンナンチャンの内村光良が、担当した。バスターのキャラを明るく演じていてムーン劇場への想いを熱く語ったり、劇場崩壊のシーンでは、寂しそうなムーンの気持ちを吹き替え声優として上手く伝えていた。

そして、楽しませてくれたのが、トレンディエンジェル斎藤司である。ブタのグンター役を担当し日本語吹き替え版ならではの楽しい歌詞になった。ミュージックステーションでもゴリラのタロン・エガートン役のスキマスイッチ大橋卓弥さんとともに「SING/シング」スペシャルパフォーマンスを歌った。

女優さんでは、長澤まさみさんが、ヤマアラシのアッシュ役でかわいらしい歌声を聴かせている。迫力ある歌声のゾウのミーナ役は、歌手のMISIA、バスター・ムーンの友達の祖母役には、大地真央さんが担当した。

「SING/シング」日本語吹き替えの声優キャストはベテランも

「SING/シング」では、日本語吹き替えの声優達が、ベテラン揃いである。
「山ちゃん」の愛称で人気者の山寺宏一さんは、ネズミのマイクをキザに演じ渋い歌声も聴かせた。ムーン劇場のドジな事務員のトカゲのミス・クローリーは、「ONEPIECE」のルフィ役でお馴染の田中真弓がコミカルに担当した。

25匹の子ブタの世話に追われるロジータ役は、海外の映画やドラマの吹き替え経験のある坂本真綾、バスター・ムーンの友達であるヒツジのエディには、乙女ゲームの声優としても人気のある宮野真守が、担当した。
「SING/シング」の日本語吹き替え版は、とても好評であった。

特にグンターのように歌の歌詞を吹き替えする芸能人の持ち味に合わせてアレンジしたのが、面白かった。海外映画を観る時に日本語の吹き替えを楽しめる時代になってきたと感じさせる作品である。

映画「SING/シング」あらすじ・キャスト

映画「SING/シング」は、「ミニオンズ」が、大人気のイルニネーション・エンターテインメントとユニバーサル・スタジオが、タッグを組んだ作品である。日本での興行収入は、「ミニオンズ」には、及ばなかったが、51億を突破した。

映画の中で使われている楽曲は、60曲以上もある。その曲の中には、レデイー・ガガの「バットロマンス」やザ・ビートルズの「ゴールデン・スランバー」など有名歌手の曲が、使用されている。
日本の歌手であるきゃりーぱみゅぱみゅの曲も使用されていて「にんじゃりばんばん」「こいこいこい」「きらきらきら」の3曲が、映画楽曲として選ばれた。

日本語吹き替え版も話題になり日本でも人気の作品である。

「SING/シング」映画概要

日本語題名:シング(2017年)
英語題名:SING(2016年)
監督:ガース・ジェニングス
脚本:ガース・ジェニングス
主題歌:Faith(フェイス)スティーヴィー・ワンダー&アリアナ・グランデ
出演:マシュー・マコノヒー/リース・ウィザースプーン/セス・マクスファーレン/スカーレット・ヨハンソン/ジョン・C・ライリー/タロン・エガートン

映画「SING/シング」あらすじ

バスター・ムーンが、支配人を務めるムーン劇場は、倒産寸前である。そこでバスターは、劇場を立て直すために賞金付きの歌唱コンテストを開催しようと考える。

しかし、事務員のミス・クローリーが、賞金の金額を間違えて10万ドルにしてしまっていた。そして、歌唱コンテストオーデイションには、歌自慢の参加者が、揃ってきた。その中で歌唱コンテストに出場を決定したのは、恋愛で悩んでいるヤマアラシのアッシュ、盗賊団の父を持つゴリラのジョニー、ダンスの得意な豚のグンター、キザなネズミのマイク、25匹の子豚の世話に追われるブタのロジータであった。オーデイションで内気で歌えなかったゾウのミーナは、クルーとして参加していた。

そして、歌唱コンテストは、開催された。それぞれの出場者が、楽しく歌う中、マイクにイカサマをされて怒ったクマ達が、劇場に乱入し歌唱コンテストも劇場も壊されてしまう。すっかりやる気のなくなったバスターは、細々と洗車屋をして暮らしていた。

しかし、崩壊した劇場で歌うミーナをみて野外劇場からやり直す事を決意するのだった。動物達が、歌ったり踊ったりする姿が、かわいらしい映画である。

物語もドラマチックで大人も子供も楽しめる作品だ。

 

 

ドラマ『家政婦のミタ』主演・松嶋菜々子のプロフィールと出演作

ドラマ「家政婦のミタ」で三田灯を演じた松嶋菜々子は1973年生まれ、神奈川県出身、高校生の頃はモデルをしていた。その後、NHKの連続テレビ小説『ひまわり』で主役に抜てきされる。大手電機メーカーのCMイメージキャラクター「きれいなおねえさん」を務め注目を集めた。

ドラマでは『GTO』、『救急救命病棟』『やまとなでしこ』、映画『リング』『藁の楯』『祈りの幕が下りる時』など数々の作品に出演し、私生活ではドラマ『GTO』で共演した反町隆史と結婚、二児の母でもある。結婚後もきれいなお姉さんのイメージを維持しており、好感度の高い美人女優である。

脚本家・遊川は、「家政婦は中高年女性」というイメージをぶち破り、あえて主婦らしさが感じられない松嶋菜々子を起用した。遊川の予想を上回る熱演を見せた松嶋に対し、称賛の言葉を贈っている。

松嶋菜々子の主な出演作品

① 1996年:NHKの連続テレビ小説『ひまわり』

松嶋演じる主人公・のぞみが司法試験に挑戦し、弁護士として成長していく姿が描かれている。共演者に夏木マリ、三宅裕司、上川隆也など

② 1998年:映画『リング』

人気作家・鈴木光司の同名作品を映画化したもので、ホラー映画としてヒットを飛ばした。松嶋菜々子の初主演作で、シングルマザーの浅川玲子役を演じた。共演者には真田広之、中谷美紀、竹内結子など。

③ 1998年:関西テレビ制作・フジテレビ系ドラマ『GTO』

原作は藤沢とおるの同名漫画で遊川和彦が脚本を手掛け、大ヒットを飛ばした。元不良の高校教師が、校内にはびこるイジメや暴力問題を解決していく物語である。松嶋はヒロイン役の冬月あずさを演じ、主演の教師役は後に夫となる反町隆史である。

④ 2000年:フジテレビドラマ『やまとなでしこ』

主演の客室乗務員・神野桜子を松嶋が演じ、平均視聴率26.4%、最高視聴率34.2%を記録する大ヒットドラマとなった。玉の輿結婚を夢見る神野桜子が真実の愛を見つけるまでのストーリーが描かれている。共演者に堤真一、矢田亜希子、筧利夫など。

⑤ 2018年:映画『祈りの幕が下りる時』

東野圭吾原作『新参者シリーズ・祈りの幕が下りる時』を映画化した作品。松嶋は、事件に深くかかわる女性脚本家・浅居博美を演じ、その演技力と美しさが評判となった。主演は阿部寛、溝端淳平、キムラ緑子など。

美しさと実力を兼ね備えた女優・松嶋菜々子。結婚・出産後は様々な役柄にチャレンジしており、益々活躍が期待される。

ドラマ『家政婦のミタ』キャストとプロフィール

家政婦のミタ』では恵一役の長谷川博已のほか、4人の子役もそれぞれ注目を集めた。ミタの出演がきっかけで、映画やドラマの主役をつかんだキャストも多く、今後の活躍が期待される。

「家政婦のミタ」 のキャスト阿須田家一同のプロフィールとその後

長谷川 博已:阿須田 恵一役

1997年東京都八王子市出身。家政婦のミタでは、部下と不倫をして妻を自殺させてしまう頼りない父親を演じている。長谷川自身は未婚で子供もいないが、頼りになる父親として成長していく恵一を熱演し、助演男優賞を受賞している。俳優として注目を集めた長谷川は、2016年『シンゴジラ』、2018年『NHK連続テレビ小説まんぷく』に出演。2020年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で主人公の明智光秀役を演じる。

忽那 汐里:阿須田 結役

高校生でしっかり者の長女を演じた。1992年オーストラリア生まれの帰国子女。国民的美少女コンテストで特別賞を受賞しモデルや女優と幅広く活躍している。3年B組金八先生、ドラマ版名探偵コナンの毛利蘭役、2018年に公開予定のアメリカ映画『Deadpool』にも出演している。

中川 大志:阿須田 翔役

バラバラになった家族をなんとかまとめようとするが、空回りしてしまう長男を演じている。
TBS1月期連続ドラマ『賭ケグルイ』映画『虹色デイズ』で主演。2018年公開4月期連続ドラマでは、『花のち晴れ~花男 Next Season~』に出演している。

綾部 守人:阿須田 海斗役

凪子を思う気持ちが強い次男役を演じている。2012年には『僕の夏休み』という映画で主演を務めている。

本田 望結:阿須田 希衣役

母を思い出していつも泣いている幼稚園児の末っ子で、ミタと心を通わせ る大切な役どころを演じ注目された。本田望結は2004年生まれ、京都府出身、子役とフィギュアスケート選手の顔を持っており、姉もフィギュアスケート選手として活躍。2017年には初主演ドラマ『探偵少女アリサの事件簿』に主演を果たした。

母の自殺、学校や友人の悩みを抱えた子供という難しい役柄を見事に演じた4人の子役達と長谷川には、ドラマや映画、CMなどのオファーが殺到した。それだけ、視聴者に影響力を与えたドラマであると言える。まだ観ていない方にはぜひオススメしたい。

もう一度見たい、まだ見ていないという方は動画配信サービス『hulu』で見れます。今なら“2週間無料トライアル”で見放題です。huluは日テレ系、洋画、海外ドラマのジャンルが多いので、ついでに気になる映画、ドラマも見れます。

詳しくは>>> 「映画・ドラマを思いっきり楽しむための“見放題”動画配信サービス」で

ドラマ『家政婦のミタ』おすすめの見どころポイント

日本テレビの大平プロデューサーと遊川は『家政婦ミタ』を制作する際に、一話完結のドラマにしようと考えていた。一話完結とは、主人公の家政婦が毎回別の家庭に派遣され、問題を解決して歩くというもの。

しかし、家庭の問題が短時間で簡単に解決するはずがないと判断した大平と遊川は、壊れていた一家族の絆が徐々に繋がり再生して行くという構成に変更した。その結果、視聴者は阿須田家と三田灯がトラウマを徐々に乗り越えていく様子をゆっくり観ることができ、立ち直るヒントを得られるドラマとなった。まさにこのドラマ『家政婦のミタ』テーマは家族の再生といえる。

ドラマ『家政婦のミタ』の見どころ

知っていればドラマの見方が変わる、楽しめるちょっとした見どころポイント

① ミタは常に地味な黒系統の服装に身を包んでおり、無表情で全く笑わない。また、自分の後ろに人が立つことを恐れるため何か事情があると感じられ視聴者の興味を引く。ミタは家事一切を完璧にこなす有能な家政婦で、持参のバッグからは必要な品が何でも出てくるという小ネタがある。

② ミタは阿須田家からの頼みに対し「それは業務命令でしょうか?」と問いかける。業務命令であれば「承知しました。」と引き受け、偽装誘拐、いじめっ子退治、悪評ビラ配りなどを実行する。結果的にはどれも失敗に終わるが、家族には言えない悩みが明らかになり皆で解決しようとする雰囲気が生まれている。また、ミタの「承知しました。」というセリフは視聴者の間で話題となりブームになった。

③ 母・凪子の死因は、恵一の浮気を苦にした入水自殺。この事実を知った子供達と恵一の親子関係は最悪なものとなる。頼りなくてダメ父の恵一がミタや子供達とかかわるうちに、父親として成長していく。その姿は、人は変わる、成長できると教えている。

④ ミタは亡くなった夫や息子との思い出に浸るため、休日になると同じ遊園地の決まった場所に座り続ける。夫や息子の死の責任を親族から押し付けられ苦しむミタを今度は阿須田家が励まそうと立ち上がる。阿須田家と一緒に食卓を囲んだミタが封印した笑顔を見せるシーンでは、穏やかな曲調のバックミュージックが流れており家族の再生が成功したことを印象付けている。

⑤ うららは恵一と子供達のことを大切に思い、阿須田家の一員になりたいと思っているが言い出せない。そんなうららの気持ちを見抜いたミタは、子供達から嫌われるように仕向けて阿須田家を去っていく。特に、希衣とのラストシーンには多くの視聴者が涙し、40%の視聴率を叩き出した。

ドラマ「家政婦のミタ」は動画配信サービスhuluで

『家政婦のミタ』からは、「今は苦しくても少しずつ立ち直っていこう、自分と家族を守るために強く生きよう」というメッセージが伝わってきます。様々なトラウマに悩んでいてもいつかは再生できるという希望が感じられる感動的なドラマだと思います。ぜひ、見て欲しいおすすめドラマです。

もう一度見たい、まだ見ていないという方は動画配信サービス『hulu』で見れます。今なら“2週間無料トライアル”で見放題です。huluは日テレ系、洋画、海外ドラマのジャンルが多いので、ついでに気になる映画、ドラマも見れます。

詳しくは>>> 「映画・ドラマを思いっきり楽しむための“見放題”動画配信サービス」で