「BG~身辺警護人~」あらすじ・キャスト 評価上々で続編が希望された木村拓哉主演ドラマ

木村拓哉が、丸腰で戦う身辺警護人として活躍するドラマ。キャストには、江口洋介や上川達也など豪華な俳優陣が揃った。脚本は、「マチベン」で第25回向田邦子賞も受賞した井上由美子である。木村拓哉主演のドラマ脚本は、「ギフト」「エンジン」「GOODLUCK!!」でも担当している。

ドラマの視聴率は、2桁をキープして最終話では17.3%の高視聴率となる。主演が木村拓哉という事もあり視聴率でも話題になった。今回のドラマでは木村拓哉の演技の重厚さにドラマに共感する人も多かった。

ドラマでは、各話に特別ゲストが登場しており話題になった。最終話では、矢沢永吉が、超VIPクライアントとして登場した。ドラマの最終回では続編の待望も出て人気ぶりをみせた。

「BG~身辺警護人~」ドラマ概要

題名:BG~身辺警護人~
監督:常廣 丈太(テレビ朝日)、七髙 剛
ゼネラルプロデューサー:内山 聖子、三輪 裕見子
プロデューサー:川島 誠史(テレビ朝日)、秋山 貴人(テレビ朝日)
脚本:井上 由美子
制作:テレビ朝日
出演:木村拓哉/江口洋介/齋藤工/菜々緒/間宮祥太朗/石田ゆり子/上川達也

「BG~身辺警護人~」あらすじ

島崎章は、工事現場の警備員として働いていた。かつては、サッカー選手の河野純也のボデイガードとして活躍していたが、子供を庇うために河野純也の警備が、おろそかになり怪我をさせたことからボデイガードの仕事を辞めていた。

しかし、勤務先の日ノ出警備保障に身辺警護課が、新設され配属されることになる。武器を持たずに丸腰で戦う事になった身辺警護課のメンバーは、依頼をこなすうちに絆を強くする。そんな身辺警護課の存在を警視庁のSPは、こころよく思っていなかった。

一方、厚生労働大臣の立原愛子は、島崎の働きぶりから個人的に身辺警護を依頼するまでになる。そして、身辺警護課のメンバーも意欲的に仕事をしていた時に、民事党幹事長の元秘書が、おこした事件が、身辺警護課に一大事をおこす。

ドラマの中で身辺警護課のメンバー同士で言い合う「誤差無し」のセリフが、印象的な作品である。

『デッドプール2』のコメディの中に見る社会問題と時代背景

日本でも大ヒット映画となった『デッドプール2』ですが、世界的にもまだまだヒットを続けて、興行収入的にも記録を塗り替えています。そんな『デッドプール2 』の中に度々登場する「X–メン」ですが、デッドプールは「X–メン」とは切っても切り離せない関係です。
今回はそのデッドプールに登場する「X–メン」の作られた背景とデッドプールとの関わりを調べてみました。

「デッドプール2」の根底にある社会問題とX-メン

『デッドプール2』の中で「X–メン」のメンバーになるように説得されるデッドプールがこんなセリフを言います。「X–メンは1960年台の人種差別のメタファーなんだよ」と。その通りで「X–メン」が作られた背景には、当時の黒人差別の現状を描いているのです。

マーベルコミック「X–メン」が登場したのは1963年で、スタン・リーが原作者です。この当時黒人差別に対する公民権運動が行われていました。キング牧師は非暴力で黒人の権利を勝ち取ろうとしていました。それに対し同じ黒人の権利を勝ち取ろうとしていたマルコムXは、黒人を差別する人達を攻撃しようという考え方でした。この同じ目的でも手段が違う2人の事を「X–メン」では描いています。

キング牧師のように穏健派なのがプロフェッサーX率いるX–メンで、マルコムXのように過激派なのがマグニート達なのです。
「X–メン」はヒーローだけど、人間を守るヒーローではありません。X–メンは人間から自分達と同じミュータントを守るのが目的です。これは当時黒人差別の様子をスタン・リーがX–メンを通して描いたからだったのです。

もう1つ「X–メン」が差別について描いている事実があります。なぜマグニートがミュータントを差別する人間に攻撃しようとしたかというと、幼い頃の経験によるからです。マグニートはユダヤ人で、子供の頃ホロコーストに連れていかれています。彼は生き残りますが、彼の両親はホロコーストの中で殺されてしまったのです。
その経験からマグニートは人間の差別に対する行動が許せず、また自分達もあの時と同じように殺されてしまうかもと思い、人間と戦おうとしていたのです。

「Xーメン」の中でホロコーストが描かれているのは原作者スタン・リーの経験からです。彼自身はホロコーストを経験しているわけではありませんが、彼の両親はルーマニア系ユダヤ人で移民です。そんな両親の周りの人達が経験した差別を「X–メン」の中に入れたのでした。

単なるコミックと思われがちな「X–メン」ですがそこには差別に対するスタン・リーの気持ちが強く反映されている作品といわれています。その系列である『デッドプール2』でも差別について言及しているシーンも出てきます。
作品が出来た時代背景などを考えながら映画を観ると、娯楽映画のような作品も違った視点で見ることができます。

 

映画「ビューティインサイド」のメッセージは“美しさの本質”にある

世界中で多くの人の目に触れた映画「ビューシーインサイド」には、“愛する人には明日も会いたい”と思う、大切な気持ちを届けてくれる名作となっている。

Intelと東芝が共同制作した「誰でも主人公の男を演じることができる映画」をコンセプトに作成された目覚めるたびに姿が変わる演出が用いられた「The Beauty Inside」が原作となっており、「The Beauty Inside」は実に100人あまりの出演者によって映像作成が行われた。

ビューティーインサイドでは、ウジン役として21名の韓国人俳優に加え、世界各国から集められた123人が演じているのも魅力の一つである。韓国で公開された際、同時期に公開がスタートした「ミッションインポッシブル」シリーズ最新作などを抑え、ラブストーリーとしては異例の大ヒットを記録する作品となっている。

「ビューティーインサイド」の監督と実績

映画「ビューティーインサイド」の監督を務めたのはパク・ジョンヨル。パク監督は、ビューティーインサイドで、愛に対する見方が外見から内面へと変わっていくこと、そして愛の内面を確かめられることを伝えたかったと語っている。映画のメッセージはまさにその言葉通り“外見には関係なく、その人の本質を受け入れれば、そこに美しさをみつけることができる”ということに他ならない。

そんなパク監督はニューヨーク州ファッション工科大学出身で、主にコマーシャル制作、広告デザイン、ミュージックビデの制作で活躍している。数々のコマーシャルやミュージックビデオに加え、タイトルデザインの制作や予告編集作成まで幅広く才能を発揮し、レッド・ドット・デザイン賞、コミュニケーションデザイン部門最優秀賞や、作成デザイン部門でも受賞を受けている。

世界中でヒットを飛ばした、「ビューティンインサイド」は、パク監督の映画デビュー作である。コマーシャル制作で培った、短時間で目を奪うような作品を作る才能が活かされ、卓越したセンスで、これまでの映画にない魅力あふれる作品を作り上げた。

 

 

映画「ビューティーインサイド」あらすじ・キャスト

この映画「ビューティインサイド」の原作は、2013年カンヌ国際広告祭グランプリを受賞して話題となったソーシャル・フィルム「The Beauty Inside」となっている韓国映画。これまで、コマーシャル作成主として活動してきたパク・ジョンヨル監督のフィルムデビュー作である。

主演を務めたのは、「トンイ」や「華麗なる遺産」に出演していることで有名な女優、ハン・ヒョジュ
2015年のカンヌ国際映画祭のマーケットで出品され、たちまち世界中から脚光を浴び、世界11か国の先行販売が即座に決定するなど、異例のヒットを記録した作品である。
韓国では、2015年8月から公開され有名なアクション映画と同時期に公開されたにもかかわらず、大ヒット作となった。

「ビューティーインサイド」映画概要

日本語題名:ビューティーインサイド
韓国語題名:뷰티 인사이드
原作:The Beauty Inside
演出:パク・ジョンヨル
出演:ハン・ヒョジュ、パク・シネ、パク・ソジュン、イ・ジヌク、イ・ボムス、上野樹里 他

「ビューティーインサイド」あらすじ

主人公は、家具デザイナーのウジン。ウジンは、18歳の時から目覚めると毎日容姿が、性別・国籍など全てが変わるようになってしまう。それを知っているのは、ウジンの母と親友だけだ。

そんなウジンは、ある日、アンティーク家具店で働くイスと出逢い、一目ぼれしてしまう。イスに恋をしたウジンは、毎日初めて来た客のように店に通い、彼女に告白する容姿になる日を待ち、デートへ誘い、二人でロマンティックな3日間を過ごす。告白したままの姿で居るために、ウジンは3日間徹夜したが、うっかり寝てしまい、また別人へとなってしまう。

イスへ真実を打ち明けるも、すぐに理解を得られるような状況でもなく、二人の歩む道は想像通り険しいものだった。それでも、互いに思いあう気持ちが二人を温かい未来へ導いていくような、究極のラブストーリーとなっている。

愛はどこから生まれるのか、本当の愛とはなんなのか、見る人の心に突き刺さるファンタジーロマンスとなっている。

 

映画「デッドプール2」あらすじ・キャスト

映画『デッドプール2』は2018年6月1日に日本でも公開され話題となっている作品です。
公開前には主演を務めるライアン・レイノルズも来日し、同じく『デッドプール2』に出演している忽那汐里さんと一緒にイベントに参加していました。

その甲斐あってか、日本ではどうしても「名探偵コナン」シリーズが根強い人気を持っていますが、そのコナンを破り興行収入で初登場1位を獲得しました。この記録によって『デッドプール2』は全世界83カ国で初登場1位を獲得したことになります。

それだけ、人気映画の『デッドプール2」ですが、マーベル作品やジョークなどという以外にもかなり深いテーマが込められて作品になっています。そしてそれがこれだけのヒットに繋がりました。

「デッドプール2」映画概要

題名:デッドプール2 公式サイト
英語題名:Deadpool 2
監督:デヴィッド・リーチ
脚本:ライアン・レイノルズ
出演:ライアン・レイノルズ/ジョシュ・ブローリン/モリーナ・バッカリン/T・J・ミラー/ブリアナ・ヒルデンブランド

「デッドプール2」あらすじ

デッドプールことウエイドはヒーローとして悪者を倒す生活を送っていました。しかしある日、それが原因で大切な彼女のヴァネッサが死んでしまいます。その事で自分を責めるウエイドは、何に対してもやる気を失ってしまっていました。

そんなウエイドを見かねたコロッサスは彼にX-メンとして活動する事を勧め、恵まれし子らの学園にウエイドを連れてきます。しかしウエイドはX-メンとして活動する気はありませんでした。
そんな時、児童養護施設の前でミュータントとの少年が暴れているというニュースを聞き、X-メン見習いとして、現場に向かいます。

しかしそこで少年が虐待されていた知ったデッドプールは、施設職員を撃ってしまい少年とともに捕まってしまい、刑務所に入れられてしまいました。刑務所で特殊な首輪をつけられてデッドプールは能力を失い、病気のガンが出てきてしまい弱っていきます。

デッドプールはヴァネッサを失い、死にたいと思っていたので静かに死を受け入れようとしています。そんな時一緒に捕まった少年ラッセルを殺しに、未来からケーブルという男が現れます。人生に絶望していたデッドプールですが、妄想の中でヴェネッサに励まされ、少年を助けるためにたちあがったのでした。

少年を助けようとするデッドプールの物語ですが、その途中に差別に対する思いや、今の社会問題などを詰め込んだ作品になっています。

 

タイタニック号には日本人もいた?! 映画と実話について

映画「タイタニック」は、1912年に氷山に衝突したタイタニック号の実話を映画化したものである。 タイタニック号は、イギリスのホワイト・スター・ライン社が、管理していた豪華客船だ。

映画では、実際にタイタニック号の中でおきたエピソードや実在の乗船客をモデルにした人物などが登場した。ジャックが冷たい海に沈んでいく姿や船上の楽団が最後まで乗客に音楽を提供し続けた場面など、印象的で切ない場面が観客の胸にしみる作品だ。ちなみに主人公のジャックとローズは実在していない。

トリビアとしてタイタニック号には、日本人の乗船客もいたことが知られている。ミュージシャンの細野正文である。 当時は、タイタニック号の二等船室にいたが、10号のボートに乗り助かったのだ。孫は、ミュージシャンの細野晴臣である。

日本では、ミュージカル「タイタニック」が、公演された。映画「タイタニック」では、ジャックとローズのドラマティックなラブストーリーが描かれているが、このミュージカルは、史実に基づく作品となっている。

映画で知るタイタニック号の設備の実話について

タイタニック号の船室は、一等客室・二等客室・三等客室だ。どの客室も食事はついていたが、三等客室は乗船料が安いことから質素な食事だった。ジャックは、三等客室にいた。
タイタニック号には、プールやライブラリーなどが、設備されていた。映画では、ジャックとローズが、プールなどの設備を利用するシーンは、なかったが、当時の豪華客船も長い船旅に飽きない工夫が、施されていたことが分かる。

現在もタイタニック号の話題は絶えることがない。海外では、タイタニック号で使用された備品がオークションにかけられ高額で取引された。又、沈没したタイタニック号を見学するツアーもある。
悲劇ではあるけれども歴史をたどり、当時の雰囲気や豪華客船の様子など見どころのある作品でもある。

タイタニックの歴史を知る

タイタニック号の遺品や実際のタイタニック号の船内を再現した体験型ミュージアムなどがタイタニック号のゆかりの地にあります。

Titanic Musium:アメリカ・マサチューセッツ州

Titanic-World’s Largest Museum Attraction:アメリカ・ミズーリ州

Titanic Belfast:イギリス北アイルランド・ベルファスト

 

 

映画「タイタニック」あらすじ・キャスト

実話をもとに映画化された「タイタニック」は、日本での興収記録が、262億円となるヒット作品になった。日本では、ジャックとローズの船の先端での有名なポーズが流行になり、言わずと知れた名作。作品は、アカデミー賞11部門を受賞するほど評価された。

セリーヌ・ディオンが、歌う主題歌マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」もヒットし海外の音楽賞を受賞する。日本の音楽賞では、第40回日本レコード大賞特別賞と日本ゴールドディスク大賞のソング・オブ・ザ・イヤーも受賞する。

映画の登場人物は、架空の人物の他に実在の人物をモデルとしている。

「タイタニック」映画概要

日本語題名:タイタニック
英語題名:TITANIC
監督:ジェームズ・キャメロン
脚本:ジェームズ・キャメロン
主題歌:My Heart Will Go On/セリーヌ・ディオン
主演:レオナルド・ディカプリオ/ケイト・ウィンスレット/ビリー・ゼイン/キャシー・ベイツ/ビル・パクストン/フランシス・フィッシャー

「タイタニック」あらすじ

ジャック・ドーソンは、画家志望の貧しい青年だが、ポーカーの賭けに勝ったことから豪華客船タイタニック号に乗船する。

豪華客船タイタニックの船内でジャックは、上流階級のローズ・デヴィッド・ブケイターと出会う。二人は、すぐに惹かれあいジャックは、ローズの絵を夢中で描いていた。

しかし、微笑ましい二人の恋には、問題があった。ローズには、資産家のキャルドン・ホックリーという婚約者が、いたのだ。ローズにとってホックリー家とは、お金のための婚約で愛は、無かったが、キャルドンは、ローズとジャックの仲に嫉妬する。

そんな中、タイタニック号は、氷山に衝突しそうになっており船員たちは、氷山との衝突回避のために奮闘していた。しかし、タイタニック号は、氷山と衝突してしまい船内は混乱する。沈没するタイタニック号から何とか逃げてきたジャックは、ローズを助けたあとに冷たい海中へと沈んだ。

ジャック役のレオナルド・ディカプリオが、明るく優しいジャックを魅力的に演じている。

 

映画「幸せのレシピ」で見る監督スコット・ヒックスの作品と演出

数々の名作を手掛け、栄光を手にしてきたスコット・ヒックスが監督を務めた「幸せのレシピ」は、人々の成長が描かれた心温まるラブコメディとなっている。原作である、「マーサの幸せレシピ」とストーリーはほとんど変わりなく、忠実にリメイクされている。

しかし、原作と1点だけ違う点がある。それは、姪のゾーイの実父が登場することである。リメイク版では、ゾーイの実父が出てくることはないが、原作ではゾーイの実父が出てきて、ケイトからゾーイを引き取ろうとする物語が組み込まれている。

人とのつながりや、人との関わり方などが描かれた「幸せのレシピ」は、働く女性を中心に、ぜひ目を向けてもらいたい作品だ。

映画「幸せのレシピ」の監督スコット・ヒックスと作品の傾向

スコット・ヒックス監督と聞いて思い浮かぶのは1997年のアカデミー賞7部門にノミネートされた「シャイン」の監督ということです。この作品の評価により一流監督として認められるようになった。

スコット・ヒックス監督は、オーストラリア出身の映画監督兼脚本家でもともとドキュメンタリーを得意としている。

1989年天安門事件直前の中国を撮影したテレビドキュメンタリー作品「鉄壁・万里の長城」がピーボディ・アワードの最優秀ドキュメンタリー・シリーズ賞に輝き脚光をあびた。それから6年後、作曲家フィリップ・グラスをテーマにしたドクメンタリー長編「Glass A Portrait of Philip in Twelve Parts」を制作し、トロント国際映画祭で絶賛された。

デビュー作である「Sebastian And The Sparrow」では、フランクフルト国際映画祭で作品賞を受賞したほか、2つの国際映画賞を獲得した。その後、テレビ ミニ・シリーズを手掛け、「Submarines:Sharks Of Steel」でエミー賞特別功労賞を受賞した。

その他にも、「ヒマラヤ杉に降る雪」、「アトランティスのこころ」も好評を得ている。特に、日本では工藤夕貴の出演で「ヒマラヤ杉に降る雪」が話題となった。
どの作品も凝った演出はなく、ただありのままを映像にすることで映画にリアリティを感じさせ、見る側の感じ方を大事にするところが、ドキュメントを知る監督ならでは。

ぜひスコット・ヒックス監督の作品を自分の感性で味わってください。

 

映画「ムーンライト」の原作が物語る意味が深すぎる!

ムーンライト』の原作はタレル・アルヴィン・マクレイニーの「In Moonlight Black Look Blue」です。彼は映画でも脚本に参加しています。

この原作のタイトルは実は映画『ムーンライト』の意味に大きく関わっています。この原作のタイトルはどういう意味だったのでしょうか?そのタイトルからこの映画を見てみたいと思います。

「ムーンライト」のセリフに込められた“In Moonlight Black Look Blue”

原作のタイトルがそのまま『ムーンライト』のセリフにも登場します。
いじめられていたシャロンを助けてくれたフアンは、シャロンと親しくなると彼に水泳を教えてくれるようになります。そして水泳の練習が終わった後、フアンはシャロンにこう言いました。「子供の頃に遊んでいたら、近所のおばさんに月の光の下だと黒人の男の子は青く光って見えるよと言われた」と言うのです。
この「月の光の下だと黒人の男の子は青く光って見える」といのが原作のタイトルになっているのです。

さらにそこでフアンはシャロンに「自分の道は自分で決めろ」と言います。「人に決められた道を歩くな」と少年のシャロンに教えたのでした。貧しくゲイであっても美しいし、だから周りに邪魔されずに生きなさいというフアンのメッセージです。そしてこれは監督や脚本家からのマイノリティや貧困で悩んでいる人へのメッセージでもあったのでした。

ムーンライトの美しい「青」映像

『ムーンライト』の映像はとても美しいです。その中でも特に黒人の人たちがとても美しく感じます。実はそこには特殊な加工がされていました。撮影した黒人の人達の肌に上から青色を重ねていたのです。もちろんこれは原作のタイトルから来ています。青が重なった黒人の人達の肌はとても綺麗で、本当に美しい映像となっています。

そして、ラストシーン故郷に戻って来たシャロンが、昔の親友と再会します。そして親友にもたれながら、本当の自分にかえるというシーンがあります。体を大きくしゲイだとバレないように偽っていた自分から、偽りのない本当の自分を思い出します。
そのラストシーンに子供の頃のシャロンが映し出されます。
夜の海で月の光の中に立っているシャロンです。この時の彼は本当に青く美しく映っていたのでした。

『ムーンライト』は青という色に凄くこだわって作られた映画でもありました。そして劇中の言葉は原作者のタレル・アルヴィン・マクレイニー自身が実際に投げかえられた言葉でした。
映像もストーリーも美しい『ムーンライト』で、自分達の知らないところで起こっている物語を知って欲しいオススメの映画です。

 

映画「幸せのレシピ」あらすじ・キャスト

映画「幸せのレシピ」は2007年リメイク版として上映されたアメリカ映画。原作は、ドイツ映画の「マーサの幸せレシピ(2001年)」となっている。
ハリウッドでリメイクされた「幸せのレシピ」は、人気レストランの料理長を務めるキャリアウーマンの女性が、思いがけない出来事をきっかけに新しい自分を見つけ出すという、ハートウォーミングなラブストーリーとなっている。

「幸せのレシピ」映画概要

日本語題名:幸せのレシピ(2007年)
英語題名:No Reservations(2007年)
脚本:キャロル・フックス
演出:スコット・ヒックス
出演:キャサリン・ゼダ=ジョーンズ、アーロン・エッカート、アビゲイル・ブレスリン、パトリシア・クラークソン、アリヤ・バレイキス

>> Amazinプライムビデオで公開中/無料お試しで見る <<

映画「幸せのレシピ」あらすじ

主人公は、マンハッタンの高級レストランで料理長を務める完璧主義で独善的な、人付き合いがあまり得意ではない、シェフのケイト。

ある日、娘を連れてケイトの元へ向かっていた姉が交通事故に遭い、娘のゾーイは助かったものの姉は亡くなってしまう。ケイトは、生前姉からゾーイの事を託されており、姪のゾーイを引き取ることになる。レストランをしばらく休み、ゾーイと暮らし始めるケイトだが、子供との接し方が分からず、ゾーイは母親を失ったショックから心を閉ざし、2人の生活はうまくいかない。

一方、ケイト不在中のレストランでは、ケイトと正反対の性格のニックが副料理長として新たに雇われることとなっていた。良いベビーシッターも見つからずゾーイをレストランへ連れて行くと、ケイト不在中に雇われることになったニックがゾーイと打ちとけている姿を見て、ケイトはゾーイとの接し方を学んでいく。

初め、ケイトはニックを毛嫌いしていたが、ゾーイを通して徐々に打ち解けていった。人と上手く接する事の出来ないケイトと、人当たりのいいニック、お母さんを失った悲しみを持つゾーイは、それぞれ困難を乗り越え成長していく姿を描いたハートフルストーリー。